| ゴースト・ドッグ |
フォレスト・ウィテカー |
| ルーイ |
ジョン・トーメイ |
| ソニー・ヴァレリオ |
クリフ・ゴーマン |
| ボス、レイ・ヴァーゴ |
ヘンリー・シルヴァ |
| アイスクリーム屋のレイモン |
イザーク・ド・バンコレ |
| ルイーズ・ヴァーゴ |
トリシア・ヴェッセイ |
| ヴィニー |
ヴィクター・アーゴ |
| ヴァーゴ・ファミリーの長老 |
ジーン・ルフィーニ |
| “ハンサム”・フランク |
リチャード・ポートナウ |
| 少女パーリーン |
カミール・ウィンブッシュ |
| 迷彩服の男 |
RZA |
フォレスト・ウィテカーは、「デッドマン」のジョニー・デップに続いて、ゴースト・ドッグは彼しかいないとジャームッシュが脚本の段階からイメージした人。クリント・イーストウッド監督の「バード」(88)でカンヌ映画祭史上最年少
の主演男優賞を受賞し、「クライング・ゲーム」「プレタポルテ」「スモーク」 などで名演を見せ、「ため息つかせて」で今では監督にも進出している大スターだ。
共演には、ファミリーのボスのヴァーゴ役に名優ヘンリー・シルヴァが70才で70本目の出演を飾るのを始め、その右腕のソニー(SONNY)・ヴァレリオ役にはクリフ・ゴーマン。レニー・ブルース役の隠れた第一人者でラップ調でノリ始めたら
止まらないので、各国公開での字幕に関してジャームッシュ自ら、彼のセリフはある部分は字幕を入れずにノリにまかせてくれと注文しているほど。ゴースト・ドッグが<葉隠>にのっとって主(あるじ)と敬う、ファミリーの幹部ルーイ役
には演劇のキャリアが長いジョン・トーメイを迎え、トーメイは実に深く渋い味を出す。ヴァーゴが溺愛する娘ルイーズ役には22才のトリシア・ヴェッセイが抜
擢された。ゴースト・ドッグと本で心が通い合う少女パーリーンを演じる8才のカミール・ウィンブッシュとともにこの映画の花だ。ゴースト・ドッグと、英語
と仏語で互いにチンプンカンプンのおかしな親友レイモン役には「ナイト・オン・ザ・プラネット」のパリ編の運転手でおなじみのイザーク・ド・バンコレ。ファミリーの長老で死ぬほどおかしい名演を披露してくれるのはジャーナリストを高齢で引退してから俳優に転じたジーン・ルフィーニ。ルーイの親友をベテラン俳優のヴィクター・アーゴが好演し、高齢化したマフィアのおかしさで楽しませてくれる助演陣をひっぱる。特別出演では、チンピラに襲われる中国人の老人役でニューヨーク少林寺派のマスターのヤン・ミン・シー、ゴースト・ドッグと間違われて襲われる一人に「デッドマン」のノーボディのゲーリー・ファーマー、そしてラスト近くでRZAも登場するという豪華さ。
ゴースト・ドッグ/フォレスト・ウィテカー
1961年7月15日、テキサス州ロングヴュー生まれ。ロサンジェルスのコンプトンで育ち、高校時代はアメリカン・フットボールの花形選手として活躍する。やがて俳優を志し、USC(南カリフォルニア大学)で演劇を学ぶ。映画デビューは、82年「初体験/リッジモンドハイ」。「ビジョン・クエスト/青春の賭け」(
85、ハロルド・ベッカー) 、「ハスラー2」(86、マーティン・スコセッシ)、「プラトーン」(86、オリヴァー・ストーン)、「グッドモーニング・ベトナム」(87、バリー・レヴィンソン)など話題作に出演。そして、ウィテカーが世界的に注
目されたのは、伝説のジャズ・サックス奏者チャーリー・パーカーに扮した、クリント・イーストウッド監督「バード」(88) だ。この作品でカンヌ映画祭主演男優賞を最年少で受賞した。「レイジ・インハーレム」(91)
ではプロデューサーも つとめ、撮影の栗田豊通と組んで音楽プロモーション・フィルムにも進出。その後、「クライング・ゲーム」(92、ニール・ジョーダン)、「プレタポルテ」(94、ロバート・アルトマン)、「スピーシーズ
種の起源」(95、ロジャー・ドナルドソン)、「スモーク」(95、ウェイン・ワン)、「フェノミナン」(96、ジョン・タートルトーブ)など、幅広い役柄をしなやかに演じて高い評価を得ている。監督として、93年にTVドラマ『ハード・ジャスティス』(ビデオ発売)でトロント映画祭最優秀新人監督賞を受賞。95年、ホイットニー・ヒューストン主演「ため息つかせて」で劇場映画監督デビューを果たし、サンドラ・ブロック主演「微笑みをもう一度」(98)も監督している。
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